緑色の柱が小さく見える。村からだいぶ離れた証拠だ。
リーグは不安に思った。僕はリーグに言われるまで、まったく気がつかなかった。
「なぁ、ちょっといいか?」
立ち上がり、村の方を見た。
「何?」
「ところでさ、まさかと思うんだけど、一応、聞いていいか?」
「だから、何?」
「今さ、だいぶ村から離れているよな?さっきまで見えていた緑の柱、あんなに小さくなっているんだから。」
僕も立ち上がり、リーグの横に行った。
「ホントだ。」
「ホントだって、お前がやってるんじゃないの?」
「ち、違うよ。とにかく、さっきは夢中でリーグを、そしてこいつを助けたいって思っただけだから。どっかに行きたいとかは、全然考えなかったよ。」
「なるほど。ま、確かに助かっているよな。けどさ・・・。」
「けど?」
リーグの顔は、かなり不安そうだ。僕は答えを聞くのが怖かった。
「このまま飛ばされ続けたら、村に帰れなくなるんじゃないのか?」
「あっ・・・。」
焦った。確かにこのままじゃまずい。
「そして、もう一つ、聞いていいか?」
「・・・。」
怖くて返事が出来なかった。
「さっきみたいに力が暴走しているなんて事は・・・ないよな?降りれないとか帰れないとか、そんなオチだけは勘弁してくれよ。」
僕はメルツを、リーグの前に掲げた。
「はい、その通りです。どうやったら帰れるか、わかりません。」
もう、リーグの顔を見れなかった。
リーグは不安に思った。僕はリーグに言われるまで、まったく気がつかなかった。
「なぁ、ちょっといいか?」
立ち上がり、村の方を見た。
「何?」
「ところでさ、まさかと思うんだけど、一応、聞いていいか?」
「だから、何?」
「今さ、だいぶ村から離れているよな?さっきまで見えていた緑の柱、あんなに小さくなっているんだから。」
僕も立ち上がり、リーグの横に行った。
「ホントだ。」
「ホントだって、お前がやってるんじゃないの?」
「ち、違うよ。とにかく、さっきは夢中でリーグを、そしてこいつを助けたいって思っただけだから。どっかに行きたいとかは、全然考えなかったよ。」
「なるほど。ま、確かに助かっているよな。けどさ・・・。」
「けど?」
リーグの顔は、かなり不安そうだ。僕は答えを聞くのが怖かった。
「このまま飛ばされ続けたら、村に帰れなくなるんじゃないのか?」
「あっ・・・。」
焦った。確かにこのままじゃまずい。
「そして、もう一つ、聞いていいか?」
「・・・。」
怖くて返事が出来なかった。
「さっきみたいに力が暴走しているなんて事は・・・ないよな?降りれないとか帰れないとか、そんなオチだけは勘弁してくれよ。」
僕はメルツを、リーグの前に掲げた。
「はい、その通りです。どうやったら帰れるか、わかりません。」
もう、リーグの顔を見れなかった。


