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「イバーエ、遊びに行かないか?」
家も失った僕は、リーグの家に居候していた。
「いいや、ここにいるよ。」
屋根裏部屋を、僕は借りていた。そこにある小さな窓から、燃えてしまった家を見ているのが、今の僕のすべてだった。
「そうは言うけどさ、お前、ほとんど外に出てないだろ。さすがに体に良くないと思うぞ。」
「いいんだよ。ほっといてくれよ。」
リーグは何かある毎に、僕に気をつかってくれた。それはわかっていた。けれど、受け入れるだけの余裕がなかった。
「ほっとけないよ。鏡見てみろよ。」
小さな鏡を、僕に手渡してくれた。
覗き込むと、ひどい顔だ。目の下には真っ黒いクマ、ずっと陽にあたってないせいで顔色は真っ青、あまり食べていなかったから痩せこけていた。
「これが・・・僕?」
自分でも、誰か理解するのが難しい。それくらいにひどかった。
「自分でも、ひどい顔だってわかるだろ?つらいのはわかるよ。でもさ、今のお前の顔見たら、メルツさんはどう思うかな?悲しむんじゃないか?」
「・・・。」
「なっ、だからさ、少しは元気な所を見せてやろうぜ、なっ?」
半ば無理矢理、僕はリーグに連れ出された。