村の入り口を示す青色に塗られた柱が見えてきた。この柱は象徴的だ。だから、近隣の人たちの中には、青柱村と呼ぶ者もいた。 村に入っても、誰もいない。きっと、あの悪魔の煙の所に行っているんだ。直感した。 僕もその煙の方に走る。 「じいちゃん・・・。」