「アイワイさん、聞こえる?」
「・・・。」
何も変化がない。
「おかしいの?寝ているのか?」
そう言った時だ。玉虫色が、別の色に変わっていく。何かを形作ろうとしている。
「お、おい。これって・・・。」
さっき見た病室の光景が出来た。真ん中に小さいアイワイさんがいる。
「お父様が渡してくれたんだね。ありがとう、お父様。」
ちゃんとエーマリリスさんの方を向いた。
「いいんじゃよ。」
少し照れている。
「それよりこれって?」
「この通り、お互いが今置かれている情景を再現し、会話が出来るんじゃ。だから、言葉人形と呼ばれておる。」
アイワイさんも続いた。
「そう、だから村に帰っても、たくさん連絡してね。」
リーグに手を振っている。
「あの、僕は?」
「あ、イバーエ君も、リーグ君と一緒にね。」
結局、リーグとセットかと思うとやるせなかった。
「・・・。」
何も変化がない。
「おかしいの?寝ているのか?」
そう言った時だ。玉虫色が、別の色に変わっていく。何かを形作ろうとしている。
「お、おい。これって・・・。」
さっき見た病室の光景が出来た。真ん中に小さいアイワイさんがいる。
「お父様が渡してくれたんだね。ありがとう、お父様。」
ちゃんとエーマリリスさんの方を向いた。
「いいんじゃよ。」
少し照れている。
「それよりこれって?」
「この通り、お互いが今置かれている情景を再現し、会話が出来るんじゃ。だから、言葉人形と呼ばれておる。」
アイワイさんも続いた。
「そう、だから村に帰っても、たくさん連絡してね。」
リーグに手を振っている。
「あの、僕は?」
「あ、イバーエ君も、リーグ君と一緒にね。」
結局、リーグとセットかと思うとやるせなかった。


