イバーエの部屋に行こうと、大きな木の扉を開けた時だった。やつらは来た。
「な、なんだ?お前達は?」
黒ずくめの男がふたりと朱ずくめの女がふたり、じいちゃんの前に立ち塞がった。
「答えろ。人の家に勝手に上がり込んだんだ。それくらい言っても良いだろう。」
「・・・。」
「だんまりか・・・。まぁ、それも良かろう。ただし、それ相応の代償は払ってもらうがな。lo・・・。」
じいちゃんが唱えるより、はるかに早かった。いや、早いなんてもんじゃない。じいちゃんには聞こえなかった。なのに、じいちゃんの髭が一瞬で燃え、なくなった。
「うわあああ。」
口の周りを焼かれ、言術を唱えられない。火は両手で消した。火が消えても、上唇と下唇が張り付いて言術が唱えられない状況は変わらない。
「ほまへらち・・・。(お前達・・・。)」
「な、なんだ?お前達は?」
黒ずくめの男がふたりと朱ずくめの女がふたり、じいちゃんの前に立ち塞がった。
「答えろ。人の家に勝手に上がり込んだんだ。それくらい言っても良いだろう。」
「・・・。」
「だんまりか・・・。まぁ、それも良かろう。ただし、それ相応の代償は払ってもらうがな。lo・・・。」
じいちゃんが唱えるより、はるかに早かった。いや、早いなんてもんじゃない。じいちゃんには聞こえなかった。なのに、じいちゃんの髭が一瞬で燃え、なくなった。
「うわあああ。」
口の周りを焼かれ、言術を唱えられない。火は両手で消した。火が消えても、上唇と下唇が張り付いて言術が唱えられない状況は変わらない。
「ほまへらち・・・。(お前達・・・。)」


