「ダメ……私、汗いっぱいかいてる」 シオから逃げた時と。 女将さんから逃げた時。 「汚いよ…」 「汚い?那智のどこが。那智、自分でわかってないだけで、フェロモン垂れ流しだよ。あんな香水買わなくても」 「知ってたの!!?」 「うん、那智の部屋で広告見つけた」 恥ずかしい…… しょせん、シオには全てお見通しなんだ。 「それに」 シオの唇が激しくなる。 「さっきみたいなヤツが寄ってこないように、那智は俺の物だって、早いとこ印つけとかなくちゃ」