「シオっ!」 私は男の手を振り払って、シオの元に駆け寄った。 「那智、怪我はないね?」 「大丈夫」 シオは俺様バージョンだったけど……、そんなの気にしてられない!! 「んだよ、男連れかよ」 引き下がる、かと思いきや。 男は自分のプライドが傷付けられたことに腹を立てたのか、 因縁をつけてきた。