「くっそ〜、あと1cm、あと、1cmだったのに」 シオは何かをぶつぶつ呟いている。 「なんで外でこういうことするの?人に見られたら恥ずかしいじゃないっ!!」 シオは、首を傾げながら 「ナチが嫌がらないように、人目のないとこ選んだんだよ?」 シオはゆっくりと立ち上がり、私の前に立った。 「それにさ、僕、ナチが大好きだから。」 シオは私を抱きしめた。 シオの腕の中は、すごく気持ちいい。 大きな体が、私の全てを受け入れてくれてるみたい。