「シオ、どこ行くの?」 「ん〜、人目のないとこ?」 人目のないとこ……って。 何する気? 「この辺でいいな」 シオは立ち止まった。 振り返ると、私にどんどん迫ってくる。 シオの目には魔力があるんじゃないかってくらい。 金縛りにあったように、動くことができない。 「那智、愛してる」 シオの唇が迫ってきた……