「……って変態!!」 私は勢いよく振り向いた。 ……拍子に、私の後ろ頭がシオの鼻筋に命中。 「……ったー……」 「いつでもどこでも盛りやがって!こんな明るいところでできるわけないでしょ!!」 私は真っ赤な顔を隠しながら言う。 「ナチ、ひどい……」 白い方のシオが言った。 「これに懲りたら、ちょっとは自粛しなさいっ!」 私はむくれたフリをしてお風呂から出た。 よかった、お風呂で。 顔が赤いの、のぼせてるからだってごまかせるから。