感想ノート
ただいま。
いつもの「お帰り」の母の言葉がない。
「お母さん?いないの?」
と私の目に浮かんできたのは…
倒れている母の姿だった。
私はとっさに救急車を呼んだ。
母が昔から心臓が弱いのはわかっていた。
救急車の中で「頑張れ。」って何回も言った。
病院につくと手術室に運ばれた。
運ばれて8時間が過ぎようとしていた。
誰かが手術室から出てきた。
それは医者だった。
「お母さんは…お母さんは…大丈夫なんですか?」涙ぐんでた…。
「はい。助かりましたが…息はしてます。ですが…意識がありません。」
肩の力が抜けて「あかあさん」って何回も叫んだ。
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