「それ本当!?」


お母さんが嬉しいことを教えてくれた。


「本当よ、お医者さんが明日学校行っていいって」


久しぶりの登校になる。

中学三年になってからは、初めての登校だ。

クラス替えはどうなっているだろう…

新しい友達はできるかな…

いろいろなことを考える。


「だから今日は早く寝て、明日にそなえないとね」

「うん!」


私はベッドに入った。

その夜は嬉しくてあまり眠れなかった。