『あかり。俺の彼女。』
「はじめまして…。」
『ビビんなよ、俺優しいから。』
へらへらと笑う蓮さんは絶対に怖い。
そんな蓮さんと付き合ってる巴菜も怖い。
『まずどこ行く?』
『あそこでよくね?』
『うん。』
“あそこ”は、どこかわからないけど、あたしは弘樹の単車に、巴菜は蓮さんの単車に、ななは、弘樹の友達の単車に乗った。
『出発〜。』
やっぱり実際に乗ってると、エンジン音が凄い。
なにやら弘樹が言ってるけど、全く聞こえない。
何分くらいか、物凄い風に揺れた後、廃倉庫に単車を止めた。
降りると、髪の毛はぼさぼさ。
「最悪だ〜。」
一人で鏡を前に治していると、弘樹があたしの髪の毛を撫でた。
それが気持ち良くて、顎にキスをした。


