5分後、物凄いエンジン音を響かせて弘樹と友達が来た。
『よぉ、あかり。』
なんて、いつも人前じゃしないキスも、今日は特別だった。
友達に見せつけたいんだか。
「こっち弘樹。で、こちらが巴菜で、こちらがなな。」
『あ、巴菜ちゃんって子有名だよね。』
やっぱり弘樹も知ってるみたいだ。
『はじめまして。』
なながぺこっと頭を下げると、それにつられて巴菜も頭を下げた。
「巴菜、彼氏いるから彼氏の単車乗ってくって。」
『彼氏って誰?』
「蓮さんだって。」
『えぇ?蓮?あ、蓮か〜。』
「知ってんの?」
『知ってる、知ってる。』
そして10分も経たないうちに、巴菜の彼氏の蓮さんが現れた。
蓮さんと弘樹は、仲良さげに喋っている。
弘樹に手招きされて行ってみると、蓮さんの顔が間近で凄い怖い。
眉毛はないし、金髪だし唇にピアスあるし…。


