「もう巴菜達、声掛けてくれないと思った。」

『うちこそ思ったよ。』

巴菜は眉を寄せて言った。

朝のホームルームを終えて、一時間目からサボる為に見つからない、体育館の倉庫に行った。

「久々だぁ…。」

『あかりは久々だよね。あ、あかり。あんた彼氏出来た〜?』

「一応。」

『えぇ!?』

驚きを隠せない二人を鼻で笑って、話を続けた。

「今日も迎えに来るって言われたけど、遠いし断った。」

『マジ惚気んなって〜!このやろ、うちより早く彼氏作りやがって…。』

巴菜はあたしの首を絞めながら笑った。

「巴菜、ギブ!」

『っていうか巴菜も彼氏いるじゃーん。』