ソファーでごろごろしていると、おじいちゃんが帰って来て夕ご飯の時間になった。


「いただきまぁす。」

『はい、いただきます。』

『あぁ、あかり。明日から学校だよな?どうやって行く?』

おじいちゃんが、箸を止めてあたしを見た。

「お母さんが、送ってくれるって。」

『帰りは。』

「うーん、バスででも帰るよ。」

『おぉ。真由美、家見つかったか。』

『見つかった、見つかった。友達の別荘にお邪魔する。』

『見つかったのか。』

『うん。』


そんな他愛ない会話でも、あたしは嬉しかった。

新しい家に越す。