二階に上がり、化粧を適当に済ませて携帯をポケットに突っ込み、玄関の鍵を閉めた。

『はい、出発〜。』

聞き慣れた音楽に、妙に落ち着く。

「ねぇ、お母さん。バイトやっていい?」

『え?何の?』

「コンビニ…。」

『決まったの!?良かったわね。いいわよ。』


以外に了解してくれたのが、無性に嬉しかった。


『あかり、彼氏とはどうなのよ?』

「えー。どうって言われても普通だよ。」

『今度連れてきなさいよ。顔見てみたいし。』

「結構かっこいいよ!」

『あら。もっと見たくなった。』

「お母さん、面食いすぎ。」