『え?いいの?』

「うん。」

あたしが嫌でも、お母さんはこれでいいんだ。

家が遠くなっても、弘樹にも小春ちゃんにも会えるし、バイトだって行ける。

『そう。大人になったなー?あかりが〜。』

「はぁ〜?元から大人ですけどー。」

『失礼しましたぁ。』

お母さんはふざけながら、その中学のときの友達とやらに電話を掛ける。

『あっ、もしもし?真由美だよ。うん、うん。そうそう。いいかな?…ありがと〜!うん、うん、うん。じゃあ、また電話掛けるね。うん、はぁーい。』

以外にお母さんが、友達がいるというのに驚く失礼なあたし。

『今から行く?その別荘とやらに。』

「行きたい!」

『じゃ、準備出来たらおいで。車で待ってるから。』

「はーい。」