『あ。ごめん、気悪くしたよね。』

「いや、そうじゃなくて…。」


小春ちゃんが、打ち明けたとしても、あたしは手首を隠したまま剥がすことは出来なかった。


『どうした?』

「ううん!何もないよ〜。」

どうしても動揺が隠せない。

『明日から学校行くっ?』

「うん!」

『へぇ。偉いなぁ…。あたし、学校行けないよ。いじめ、酷くてさぁ。っていうか、こんなにぺらぺら話しちゃいけないことだけどね。』

一人でぺらぺらと喋る小春ちゃんは、何処か慣れているような様子だった。

『ていうかさっ、あかりちゃん彼氏いんの?』

「一応いるけど…。」

『え!嘘!遠距離?』

「ここら辺住んでるよ!」

『まぁじ!?』