『家、綺麗だねー。うちと全く違うんですけど。』

「あたしん家じゃないけどね。」

『えっ、あかりちゃん家じゃないの?』

「おばあちゃんの家。」

『そうなんだ。』

小春は差し出したお茶は一口飲んだ。

「うちの親、離婚っていうか今別居中なんだよね。だからおばあちゃん家に居候?」

『うちも。お母さんとお父さん離婚したあと、お母さんが薬やってて気付けば死んじゃってた。お父さんが殺したんだって。』


小春ちゃんの両親。
離婚した挙げ句、お父さんがお母さんを殺し捕まって小春ちゃんはおばあちゃんと二人で住んでいる。


へらへらと笑いながら話す小春ちゃんの気持ちが痛いほど伝わった。