ゆっくり眠い目を開ける
すぐ隣にスヤスヤと眠っている彼

時計を確認する
もうバイトの時間じゃないのかな?

「隆也,朝だよ?」
肩を揺さぶるが起きようとしない。

私は仕方なく
ベッドから1人で下りて
リビングへと向かう。

顔を洗い
髪を後ろにむすぶ。

朝ご飯をつくっていると
後ろから優しく抱きしめられた。


「おはよ」
「隆也のこと起こしたのに」
「悪い,悪い」

くしゃっと笑った隆也。

隆也―リュウヤ―
私の彼氏。
背は高く髪は黒髪。
最近隆也の家でほぼ毎日を暮らしている。
アルバイトが忙しくてほとんど家には
帰ってこない隆也。
だから隆也がいないときでも入っていいと言われ
合鍵を渡された私。

私はというと

玲奈―レナ―
背は少しだけ高いほうで
髪はストレートの黒髪で
頑張って伸ばしている。
最近隆也が栄養不足のため
料理を頑張っている。




「じゃぁバイト行って来るね」
「行ってらっしゃい」
「今日は頑張って早く帰るから」


優しく玄関で手を振る私に
答えてくれる隆也。