白衣の悪魔に首ったけ

あたし…



知らなかった…



好きになったら当たり前だと思ってやってたことが、こんなに難しいことだったなんて…



あたし…



知らなかった…



“先生”って、



名前を呼ぶだけで…



そんな些細なことで…



嬉しくなったり、



切なくなったりするなんて…



こんな気持ち初めてだった…。



ツラいのに…



幸せ。



切ないのに…



胸の高鳴りがおさまらない…。



苦しくて切ない。



それが“恋”。



些細なことで笑顔になれる。



相手の笑顔で全てが満たされる。



ココロもカラダも熱くなれる…



それが…



“恋”。



………



好き…



好き、好き、好き…



大好きなの…



先生。



あたし、



口が悪くても…



無愛想でも…



イジワルでも…



………



そんな先生が大好きなの。