一夜の物語

これがいけなかった。

夜鬼がニヤリと笑った。


「そうか、そうか。楽しいか……。じゃあもっとサービスしてあげような。」


イヤな予感がした。

「いや、やっぱこわっ……ひぃあぁぁっ……。」









夜の森に私の悲鳴が暫く響いた。