駅からちょっと走って隼人の待つ河原へ…
普段走ることなんてめったにないけれども、隼人に早く会いたかったから。


走りながら私は、なんとなく、なんとなくだけど思った。


“もしかしたら私、隼人に恋している”


今まで誰も愛したことなどなかったから、よくわからない。
それに、隼人にはまだ1回しかあっていない。

だけど、直感で思った。

これが“恋”なんじゃないかって…