『隼人、お母さんと話しあって?
そして、留学のこと、認めて貰って。

お父さんにも、ちゃんと報告するんだよ。


私はもう、大丈夫だから。
だから、隼人には夢追いかけて欲しいの。

それが、私の夢でもあるから。

今まで、ありがとう。』

言い終わった途端、涙が出て来た。
だけど、隼人には見つからないように俯いていた。
最後に心配、かけたくなかったから。