今でもあなたを愛してる。

しばらく、昨日見たテレビのこととか、くだらない話しをした。


ふっと会話が途切れた瞬間…


私は息を大きく吸って、深呼吸してから言った。
『ねぇ、隼人…』

「ん~」

『あのさぁ、ね…』

「どした?」

勇気を出して聞くって決めたはずなのに、言葉が出てこない。
私が俯いていると、
「彩奈?」って言って、隼人が私の顔をのぞき込んできた。