今でもあなたを愛してる。

春の海はやっぱり寒くて、誰もいなかった。


『ん~寒いっ』

「だな…でもなんか、砂浜あったけーぞ」
いきなり隼人は靴を脱いで横になり始めた。


だから、私も真似をしてみた。


『ほんとだぁ!』


太陽が出ていたおかげか、砂浜はあったかくて気持ち良かった。