《健一くん、大丈夫?

佐々木くんにアドレス聞きました。勝手にごめんね。

何か私に出来ることあったら言ってね。

美花》


橘からだった。


あの橘が廉に聞くなんて相当勇気がいっただろうな。


俺の考えてる事を分かってくれる。すごく嬉しかった。

無性に彼女に会いたくなった。


《ありがとう。

集合時間までには戻るから先に次行ってて。

あと、先生は用事があるからホテルに戻ったってみんなに伝えてほしい。


あと、今日…

2人で会えないかな?》