みっちゃんは、俺と違って占いとかすごく気にするタイプだ。


朝の占いだけでも一日中気にするくらいだ。これは昔から変わらないんだよな。


だから、たいしたことないというのは絶対強がりだ。


こんな泣きそうな顔して。


「凶なんて気にするなよ。
滅多に見れないの見れてラッキーじゃん。

貸してみ。」


そう言ってみっちゃんの手からおみくじを奪い取る。


「こうやって結べば悪い事はおきないんだって。

ついでに俺の大吉も一緒に結んどくからこれで百万人力だ。」


みっちゃんのおみくじと俺のおみくじを一緒に結んだ。


「百万人力か!そのおみくじそんな力があるのね(笑)

ありがと。健ちゃん。」