「え〜、3組は…」


司会の人の声に全員静かになった。


「修学旅行の定番、京都です!」


「京都かよ〜。中学と一緒じゃん。」

「廉くんが当てたとこならどこでもいいよ。」

「俺は北海道がよかった…」

「うちのクラスも京都当てて!」


いろんな声が体育館の中に響く。