「なんか最近ミカご機嫌だよね?」

お弁当を食べてると百合子が聞いてきた。


「眠そうにしてないし、遅刻どころか私より来るのが早い!

何か学校にいい事あるのかな〜?」


さすが百合子、鋭いな。


「う〜ん。


秘密!!」


「え〜。

ま、何かに悩んでるとかじゃなさそうだからいいけど…」


そう言って唇を尖らせた。