「橘って」


いつもの様に誰もいない教室で二人だけの時間をすごしていた。

その日の宿題をやってたら話し掛けられた。


「何?」


「朝苦手じゃなかった?」


そういえばそうだった。
この前あくび見られたんだ〜!!!


「うん。そうなんだけど今は苦じゃないよ!

朝楽しいし。こうやって話してる時間結構好き。」


健一くんが相手だと思ってる事を何でも素直に言える。