「もう、健一は。

いつまで寝てるのかしら。」


お母さんは昨日みたいにどんどん話しを進めていた。


どうしよう………

まだ心の準備が………


お母さんは健一くんの部屋の前で健一くんに声掛けてくれたけど反応はなかった。


そのまま私を部屋の中に促して下に降りていってしまった。