「うん。ありがと。

気持ちの整理ついたら神社に返す。

それまで預かってて貰える?」


「任せて!

あ、それとね、これ。」


そう言って橘は真新しいお守りを差し出した。


「どういう訳か二つ買っちゃって。

もしよかったら貰って?」