「先生、ありがとうございました」



家に着き、いつものように凛にお礼を言う。




「せんせー、ありがとーっ!

みゆこれからテレビみるから、さきにおへやにはいるねっ!
ばいばーい!」



そう言うと、未有はさっさと部屋に入っていった。



「それじゃあ」



残されたおれは、凛に背を向けようとすると・・・・・・。



「ん・・・・・・っ」




肩を捕まれ、そのまま唇を塞がれた。



「んっ・・・・・・り、ん・・・・・・」




少し乱暴に侵入してくる舌におれは戸惑う。



しばらくキスを堪能し唇を離すと、怒ったような凛の
顔が目の前にあった。



「凛・・・・・・?」





なんで・・・・・・?




「キスも誰でもいいのか?」




「は?!」




なんの話?