「――はい、ではここまでにしますので、
気をつけて帰ってくださーい」
「うわっ、やべっ!
光輝、大介!おれもう帰るわ!!」
補習が終わって即行カバンを掴み、急いで教室を出る。
のんびり口調で、くだらない話の多いチビめがねの補習は思いのほか時間がかかり、
ようやく終わったのはもうすぐ18時を迎えようとしていた頃だった。
「遅くなってすみませーん!!」
学校から保育園まで全力疾走し、未有のいる保育室へ駆け込んだ。
「おかえりなさい、流架くん」
「あっ、おかえりおにいちゃーんっ!」
そこには未有の他に数人の子どもたちと遊んでいる凛の姿があった。
「ただいま。遅くなってごめんな、未有」
「補習お疲れ様です。ちゃんと勉強してきましたか?」
・・・・・・なんか、こいつに言われると嫌味に聞こえるのは気のせい?
「流架くん、僕ももう仕事終わりなので、待っていてくれませんか?」
「お、う」
こんなに遅くなっちゃったから、凛はもう帰ってるかと思ったけど・・・・・・。
もしかして、待っててくれたのか?
気をつけて帰ってくださーい」
「うわっ、やべっ!
光輝、大介!おれもう帰るわ!!」
補習が終わって即行カバンを掴み、急いで教室を出る。
のんびり口調で、くだらない話の多いチビめがねの補習は思いのほか時間がかかり、
ようやく終わったのはもうすぐ18時を迎えようとしていた頃だった。
「遅くなってすみませーん!!」
学校から保育園まで全力疾走し、未有のいる保育室へ駆け込んだ。
「おかえりなさい、流架くん」
「あっ、おかえりおにいちゃーんっ!」
そこには未有の他に数人の子どもたちと遊んでいる凛の姿があった。
「ただいま。遅くなってごめんな、未有」
「補習お疲れ様です。ちゃんと勉強してきましたか?」
・・・・・・なんか、こいつに言われると嫌味に聞こえるのは気のせい?
「流架くん、僕ももう仕事終わりなので、待っていてくれませんか?」
「お、う」
こんなに遅くなっちゃったから、凛はもう帰ってるかと思ったけど・・・・・・。
もしかして、待っててくれたのか?

