「どうするー?
それでもいいなら見逃すよー」



『そんなのいいわけねぇだろ?!
どうにか見逃しやがれ、チビめがね!!』




・・・・・・と、言いたいところだが、
本当に留年とかになったら困るので、おれの返事は・・・・・・。






「・・・・・・即行で補習終わらしてください」


くっそー!


補習なんか受けたくねぇけど、留年かかってんだ。



やらざるを得ないよな・・・・・・。




「まぁ、それは君たち次第ですけどー」





・・・・・・むかつく。



泣く泣く補習を受けることになったおれは、
保育園には迎えが遅くなってしまうという電話を入れ、つまらない講義を聞いていた。



ちなみに、その中には光輝と大介の姿も・・・・・・。



信じらんねぇ。おれたち、3人揃って補習かよ。




バカばっか・・・・・・。