その日の迎えの時―――。



「ありがとうございましたー」




幸いヤツはもう上がりだったのか、部屋にはいなくて、代わりの先生と挨拶をして園を出た。




しかし、安心したのも束の間・・・。





「あーっ、りんせんせいだぁ!」




そう、凛先生が・・・って、

えぇ?!



「おや、流架くんと未有ちゃんじゃないですか」




な、な、ななな七?!


なんっっでこいつが・・・!






そこには、またあの笑顔で立っている綾瀬凛がいた。