別に悪い事はしていないのに、なぜか居心地が悪く感じるのは気のせいか?

つーか、凛のいかにも怒ってますオーラが怖いっつーの!!


「へぇ~。保育園の先生はわざわざ保護者を園門で待つんですか?」

「!?」


ちょっ、光輝!?

お前、いったいなに話す気だっ!?


「……いえ、僕は流架くんだから待っていたんですよ」

「ふぅん、ごくろうなこって」


ちょっとちょっとちょっとー!?

なんなの!?このかなーり嫌な空気!!


凛と光輝は今にも殴りあいになりそうな雰囲気でにらみ合ってるし、
大介は大介でおれの耳元で、「誰?こいつ誰?」とか空気全く無視の質問してくるし……。

どうすんだよ!?


「……まったく。懲りずにまだ流架くんの側にいるとは……。
図々しいにもほどがありますね」

「けっ。あんたに言われたくねぇよ!
無理やり流架を襲ったくせに」

「!!?
ちょっ、光輝!?」


なんだかさらにいやーな流れになってない!?