わざと卑猥なことを口にされ、おれは羞恥に頭を振り乱し、必死に凛に訴えかける

しかし、そんなことで許してくれるやつではなくて……。

凛は、不意にそこから口唇を離し、再びボディソープを手に取ると、そっと中心を握りこみ、確認するようにおれの耳元に質問を投げかけてきた。

「ココは?触られた? 触られて、蜜を溢れさせて、あいつの手でイカせて貰ったのか?」

「くぅっ……、ぁああっ……!」

言うが早いが、凛は握っていた中心をゆっくりと動かし、手に取ったばかりの液体を泡立たせてきた。

「ふぅ……っん、く、ぁぁああぁっ」

泡の効果を借り、凛の指がおれの中心をいやらしく滑り続け、先端を指で擦られ、時々爪を立てられる。

「ふぁっ……ぁぅっ、ぁあぁっ」

さらに開いている指では、憎らしいくらい器用に括れを弄られ、おれの中心はどんどん体積を増していく。

でも、どれだけ気持ちよくても、感じても、根元を締め付けているゴムが邪魔をし、
イキたくてもイケず、すでに限界を超えているソコは、快感で痛みさえも伴ってきた。

「ゃ……っだぁあぁ……っ、も、ぅ……ぃや、ぁあぁぁっ!!」

もどかしさに、おれの目からは涙が溢れ出し、絶叫してしまう。

「ふっ。お前、本当にかわいいな。
流架、あいつにはどこまでされた?正直に言ったらイカせてやるよ」

「ふ……っ、ぁああぁっ! い、う……っ、言うか、らぁあぁ……っ!!」

胸への愛撫も再開され、おれの思考はただひたすらに開放を求めることに必死で、訳もわからず首を縦に振り続けた。

「ふっ……。
じゃあ、流架。ここは?どんな風に弄られた?」

胸の突起を指の腹で捏ね回されながら、言葉を促される。

「はぅ……っ、そ、こは……っ、な、められ……って、そ、れで……っ」

「いっぱい吸われて、弄くり回されて、気持ちよくなった?」

「きゃぅっ!や、ぁああぁぁ……っっ!!」

おれが正直に口にすると、一層強く乳首を摘まれ、嬌声をあげる。

正直に言ったのに、なんでそんな意地悪するんだよっ!

感じすぎているそこは、ちょっとの刺激でも電流が走ったかのように体中が痺れ、その度に、おれの先端からは先走りの液体が溢れ出す。