そんなことを思っているうちに、あっという間に保育園に着いた。
園内に入るとちびっこたちがいっぱい。
園内はキャラクターや、動物でかわいく飾り付けられていた。
「おはようございまーす!」
「あ、おはようございます」
すれ違う保育士さんが挨拶をしてくれたので、おれも挨拶を返す。
それより、聞くの忘れてたけど未有って何組?
えっと、未有は今4歳だから…?
俺がそんなことを考えていると……
「あ!りんせんせー!おはよーございまーす!」
突然、未有が大きな声を上げた。
「あ、未有ちゃんおはようございます。今日からお兄さんと来るんだったね」
未有が駆け寄って行ったのは、若い保育士さん――。
それも、男の。
初めて見る男の保育士に、おれはついついまじまじと見つめてしまう。
「うんっ!」
未有も嬉しそうにその保育士の回りを跳びはねている。
じぃっと見つめていると、その視線に気付いた保育士さんは、それまで未有に向けていた視線を上げ、おれに話かけてきた。
「おはようございます。未有ちゃんの担任の綾瀬と申します」
ん? 担任?
てことは、この人が母さんの言ってた先生か。
「あ、どうも。
兄の流架です」
わ!この人、すげぇ背高ぇ・・・!
さっきまでは未有と話してかがんでたからわかんなかったけど……、180cmくらいはあるんじゃねぇの!?
ず、ずるい!おれなんて、170もねぇのに!!
それに、正面から見ると、マジ顔きれー……。
目はキリッとしててかっこいいし、鼻筋も通ってて男前だし。
肌なんて見るからにすべすべ。 少し茶色の髪は超さらさらでなびいてるくらいだ。
さながら、どっかの国の王子様みたいだ。
男のおれから見ても、かっこいいもん、母さんが騒ぐのもわかる気がする。
しかも……、
「ご両親の海外出張で大変かと思いますが、お体に気をつけて下さいね。私たちの力になれることがあれば、なんでも言ってください」
とか、超優しいこと言ってくれるし!!
やっぱ、保育士さんは優しいよなぁ。おれが保育園のときの先生も優しかったし!
優しい人がなるもんなんだな。
その後凛先生は、親切丁寧に、朝の準備の仕方を教えてくれた。
園内に入るとちびっこたちがいっぱい。
園内はキャラクターや、動物でかわいく飾り付けられていた。
「おはようございまーす!」
「あ、おはようございます」
すれ違う保育士さんが挨拶をしてくれたので、おれも挨拶を返す。
それより、聞くの忘れてたけど未有って何組?
えっと、未有は今4歳だから…?
俺がそんなことを考えていると……
「あ!りんせんせー!おはよーございまーす!」
突然、未有が大きな声を上げた。
「あ、未有ちゃんおはようございます。今日からお兄さんと来るんだったね」
未有が駆け寄って行ったのは、若い保育士さん――。
それも、男の。
初めて見る男の保育士に、おれはついついまじまじと見つめてしまう。
「うんっ!」
未有も嬉しそうにその保育士の回りを跳びはねている。
じぃっと見つめていると、その視線に気付いた保育士さんは、それまで未有に向けていた視線を上げ、おれに話かけてきた。
「おはようございます。未有ちゃんの担任の綾瀬と申します」
ん? 担任?
てことは、この人が母さんの言ってた先生か。
「あ、どうも。
兄の流架です」
わ!この人、すげぇ背高ぇ・・・!
さっきまでは未有と話してかがんでたからわかんなかったけど……、180cmくらいはあるんじゃねぇの!?
ず、ずるい!おれなんて、170もねぇのに!!
それに、正面から見ると、マジ顔きれー……。
目はキリッとしててかっこいいし、鼻筋も通ってて男前だし。
肌なんて見るからにすべすべ。 少し茶色の髪は超さらさらでなびいてるくらいだ。
さながら、どっかの国の王子様みたいだ。
男のおれから見ても、かっこいいもん、母さんが騒ぐのもわかる気がする。
しかも……、
「ご両親の海外出張で大変かと思いますが、お体に気をつけて下さいね。私たちの力になれることがあれば、なんでも言ってください」
とか、超優しいこと言ってくれるし!!
やっぱ、保育士さんは優しいよなぁ。おれが保育園のときの先生も優しかったし!
優しい人がなるもんなんだな。
その後凛先生は、親切丁寧に、朝の準備の仕方を教えてくれた。