ハンソク★リレー the Last name(仮)

「センスねぇ!」

そう言ってゆで卵三つがシーフォルドに殴り掛かり、


しゅー

  しゅー

    しゅー


残り三つはケタケタと笑い過ぎて殻を空中へ霧散させ、


パキン
  パキン
    パキン


ケフサーリは、そのむけたゆで卵をがっつき、


ペロン
 エロン
  ゴクリンチョ

これはもはやレイコ先生からの授乳拒否の態勢である。


ケフちゃんは、ひとりでも平気だもんね。

と、俺は散らかった部屋をいそいそと神経質に掃除しながら

コンビニのビニールにゆで卵のカラをつまんでは、入れていった。

そして、わが子の授乳拒否に嘆くレイコ先生を眺めたが、

俺としては、こんな娘八人を持ってしまった妹が不憫でならない。

というか妹との子なの? ありえないし!

あせる。

しかしなんだな大家族ってのはまずあれだな。

洗濯が大変そう。

あと、寝る場所だろ。兄弟げんかだろ。あと食事もきついな。


チラリと妹を見ると、

『ケタケタケケケケケタケタケケケケタケタケタラッパン』

毛抜きの歌にしてもケの多過ぎるメモに変身していた。

まあ、好きなようにしたらいいよ。あれだなケフちゃんって綺麗な顔してるから男として育てたいのだな。

わかる。わかるよ。

ケフは、女の子であるが妹のショタコンを満たすために男して育てられたのですん。