「ゆ、勇気クン、愛の力で吹き飛ばすのよ!」
「おう!」
首のない俺は勇気という名前だったのかと、反射的に心の中で返事。
レイコ先生は妹への愛を!
俺はレイコ先生と、そして間違ってプロポーズしてしまった妹への愛を!
ビチビチビチッ
アメーバ合体物が加速しながら堕ちてくるッ!
『えええ、嘘ォ!』
レイコ先生が叫んだ!
「嫌よ! 私は美少年と結婚するのよ!」
妹の
拒絶の叫びが
タイツを着たアメーバどもを
ちぎり飛ばした!
ちりぢりになった破片はひらひらと
立ち尽くす三人にふりかかり
落ちてきた。
妹は両ひざをついたあと
ペタンとおしりをつけて座り込んで、小首をかしげて
ちいさく、ため息をついた。
両方のつま先が外側をむいてる。
あせる。
萌える。
ゴメンな
こんなお兄ちゃんで
頭や肩に振りかかる戦闘員の破片を払いのけてやった。
払いのけても払いのけても
次から次へと
破片は妹の頭や肩に降り積もっていった。
そのたびに、俺は心の目で、
優しさの手で、その黒く
いつまでも、いつまでも降り積もる
妹にふりかかる黒い灰を振り払い続けた。
「おう!」
首のない俺は勇気という名前だったのかと、反射的に心の中で返事。
レイコ先生は妹への愛を!
俺はレイコ先生と、そして間違ってプロポーズしてしまった妹への愛を!
ビチビチビチッ
アメーバ合体物が加速しながら堕ちてくるッ!
『えええ、嘘ォ!』
レイコ先生が叫んだ!
「嫌よ! 私は美少年と結婚するのよ!」
妹の
拒絶の叫びが
タイツを着たアメーバどもを
ちぎり飛ばした!
ちりぢりになった破片はひらひらと
立ち尽くす三人にふりかかり
落ちてきた。
妹は両ひざをついたあと
ペタンとおしりをつけて座り込んで、小首をかしげて
ちいさく、ため息をついた。
両方のつま先が外側をむいてる。
あせる。
萌える。
ゴメンな
こんなお兄ちゃんで
頭や肩に振りかかる戦闘員の破片を払いのけてやった。
払いのけても払いのけても
次から次へと
破片は妹の頭や肩に降り積もっていった。
そのたびに、俺は心の目で、
優しさの手で、その黒く
いつまでも、いつまでも降り積もる
妹にふりかかる黒い灰を振り払い続けた。



