《新郎新婦34回目のお色直しです!!》
アナウンスに導かれ披露宴会場のドアを開けると、そこには驚くべき光景が広がっていた。
『なっ!!』
俺は思わず声を失う。つーか首から上がない。
だから全身タイツの頭の部分がなんだかせつない。
あせる。
彼女は鼻をほじろうとしたんだけど、あいにく顔まで被るタイプの全身タイツで、なんだろうかかなりマニアックな性癖の人用のタイプなのかな。だから鼻の頭を掻くだけにとどめ、それすらもなんだか苦労していたので、会場の変貌に目をやる暇はないようだったんだ。
会場には、
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