ハンソク★リレー the Last name(仮)

「素敵ね。まさにフランスチックオティンティーヌ…。うふふ…」

俺のオヤジの部分をズラし、オティンティーヌがこんにちわ

指先をオティンティーヌ全体に絡め、さらに全身を俺の身体に這わせてゆく彼女。フェロモンたっぷりの身体は、まるで熟れたてのピーチの様だ。

「な…な…。何を…や、やめろ」
俺は、オヤジの部分が脱げやすいようにグイと腰を浮かしたりし、サッカーでいうところのオフザボールの動きを徹底した。

「うふ。カラダは硬くならなくていいのよ。そのまま身を任せれば…」

へたくそのくせに、おねぇさんをきどるのか。あせる。まあいいや。純情なチェリーボーイを演じてあげてもいいだろう。なんてったって俺は、

「あ…あ…あ…」

やばい。

あせる。

いろんなことをこの“細い頭”で考えすぎたようだ。

ああ、

「さぁ、眠りなさい…。うふふふふふ…」


笑い声が遠くになっていく


あせる。


いつの間にか、俺は眠りについていた。