ハンソク★リレー the Last name(仮)

「…くっ………」

俺は四つん這いになって泣いた。

次から次と涙があふれ

目から直接

地面へとボタボタ落ちた。

キモチが良いぐらいに

ダイレクトに音を立てて落ちた。

獣のような声をあげて

吠えるように泣いた


もぅ

もう……

おしまいだ……

なにもかも……


なにもかも


おしまいだ……



山ほどあった胸が、


Gカップが……

イキナリ壁なんてヒド過ぎる……。


はあ……


だめだ……


おしまいだ……


もう


だめだ……



「ぃゃ…待てよ」

そうだ!
俺(私)にはまだ脚線美があるじゃないかッ!!
スネ毛ひとつ無い、この綺麗な脚がッ!!!!


なんとか折れてしまいそうな心を持ち直した俺の目に飛び込んで来たのは……