ハンソク★リレー the Last name(仮)

「何のスか?」

と、恐る恐るきいてみた。

「若返りの薬がオマケについた洗顔石鹸じゃよ」

猫を抱き、孫らしき女の子を連れたすがいきんに似たおばあさんが答えた。


「結構すごいものがおまけじゃん!!!あせる。」

ってかみんなオマケ目当てだよね!?完全に

石鹸は…

まあいいや、並んじゃうのです俺。行列とか超好きだし!




そして、


石鹸と薬をGET!



「やったし!」


初代ゼルダの伝説のリンクのようにアイテムを頭上に掲げる俺。


てか、ここ石鹸配付所かよ!


ビターン!とせっけんを犬(オヤジ)の顔面に叩きつけた。

ボコっと音が鳴り。

オヤジの鼻にあたったらしく、顔をゆがめながらもぞもぞと

メソメソと涙と流していた。


入口にも『ハンソク薬局』ってあるし。基地じゃねーじゃん!

「おい!オヤジ!基地じゃねーじゃん!」

涙目の父は赤い目のまま、りりしい顔になり口を開いた。

「バカ息子!いや娘!あれをよくみろ!」

犬(オヤジ)が右前足をお手をする要領で指し示すほうを見た。

バカでかい看板がありそこには

『おいでませ☆ハンソクレンジャー秘密基地へ!入り口こちら→(裏口♪)』
と書かれている。

ほう。

なるほそー