君だけのサンタクロース




「なんや?せっかくゴローと遊びにきたんにおとりこみ中やったんか〜」
「ええやん!あそぼーや!」

そこに立っていたのはゴロー君とエイジ君。

見るからに分かりきったこの状況でも、マイペースな彼らに少し笑った。

おばあちゃんもにんまりと笑って、SPは焦り顔。


「エイジくん、バックドロップ頼むわ。」
「えっ、ええの〜?」



ぷ・・・プロレス技!?

にこにこ笑うエイジくんは危機を感じて逃げようとする一人のSPの腰に腕を回しがっちり掴んだ。