したくを終え、爽馬の自転車に乗り、学校へ向かったあたし達2人。

自転車をこいでいる爽馬に話しかけた。


「あたし達がこうやって、自転車に乗るのいつぐらいだろう??」

「中2ぐらいじゃねぇか??」

「やっぱ??あたしもそのぐらいだと思った!!」

そんな会話はしていたら学校に着いた。



「まだみんないないね」

「そうだな」

「ねぇ!キャッチボールしようよ!あたしバッティングピッチャーやるから肩作らないと!!」

「いいけど??」


シュッ パシッ  シュッ パシッ


誰もいないグランドでボールの音が響いている。