「ウジウジしてないで入れ!!」 使いに押されて、リリアは扉の向こうへ入る バタンと直ぐに扉は閉められ、鍵をかける音まで鳴り響いた リリアは、身体を起こして周りを見渡した 周りには、たくさんの亜人たちが洗濯物や料理を作ったりしていた まるで、町のようだった 亜人たちの町 この町の方が、リリアが暮らしていた町よりも美しい そう感じたほどだった